今年で10回目の胃カメラ。
今まで経口・経鼻・鎮静剤、全ての胃カメラを経験した私が初めて苦痛じゃなかった記録です。
胃カメラ10年:経口4回の記憶
私は胃が弱く、すぐに胃痛を起こすので胃腸科に通院しています。(今はお薬を貰うために通っています。)
なので、胃には不信感がたっぷりなので健康診断の胃部レントゲンは胃カメラに変更して貰っています。
この胃部レントゲンは35歳になった年から追加されました。
私は35歳から胃カメラを年1回実施しています。
バリウム検査しても再検査になって、どうせ胃カメラになるだろうとの算段です。
最初の3回は経口からの胃カメラでした。(それしかなかった様な?)
とにかく辛いです。
私は人より嘔吐反射が強いのかもしれませんが、検査中ずっと「オエッ」となります💦
これ我慢できるとか、そういうのじゃないんです。
身体の反応なので抑えられないのです。
胃カメラ中によく言われるのは『ゲップを我慢してください』なのですが、
私はゲップがどうとかより「オエッ」っとなるのをどうにかしないと検査が進みません。
「オエッ」っとなってる時は胃も動いちゃってて、ちゃんと見たりカメラを奥に進めるのも難しい様です。
検査中は肩の力を抜いてリラックスすると、よりスムーズとか言われますが、
嘔吐反射している私は肩の力抜ける訳もないです。
なので検査の間、ずっと辛いです。
オエオエしてるので涙も鼻水も出ますし、もちろん口は固定されていてよだれもダラダラ。
とんでもない姿だと思います。
4回目の時は、検査はじまる前に震えてるし、終わった後は目の下の毛細血管が切れて内出血を起こしていました。
胃カメラで顔に内出血を起こすほど、嘔吐反射でえづいていました。
もう無理だ・・・
そう思いました。
胃カメラ10年:5,6回目は経鼻からの記憶
顔面に内出血をした翌年からは胃カメラを経鼻に変更しました。
世間の噂では口からより楽だと聞いたからです。
人によっては、辛いことなど無いとまで。
期待に胸を膨らませて臨んだ経鼻です。
検査の前に確認がありました。
『鼻から通らない場合は口からの検査に変更になります』


「それ無理です」
私は鼻が通らなかったら検査を中止にして貰いました。(ちゃんと主張すれば中止に出来ます。検診しないのもどうかとは思いますがw)
それくらい恐怖のでした。
鼻から通すのでカメラ自体が細いそうです。
コレは期待が持てそう。
と、思ったんですが、普通に嘔吐反射しました💦
鼻からカメラが入り、喉元でいったん止まって、カメラを嚥下するんですが、ココで「オエッ」っとなりました。
やってしまうと肩やお腹に力が入り、より嘔吐反射しやすくなってしまうようです。
私は経鼻は嘔吐反射しないと思い込んでたのでパニックで呼吸も乱れてむせてしまい結果的に辛い検査となりました。
一応次の年も経鼻からを選択して辛いのかを確認しましが、やはり嘔吐反射が起こり辛かったです。
胃カメラ10年:7~9回目は鎮静剤使用
経鼻からでも嘔吐反射が辛かったので、もう眠らせて貰おうと思いました。
鎮静剤オプションを付けて寝ている間に検査が終われます。
鎮静剤の初回は、カタカタ震えてました。
鎮静剤を打ちますが経口の検査なので、もし鎮静剤が効かなければ意識がある状態で口からの検査になります。
想像しただけ震えました。
が、鎮静剤は効いたようで意識が無い間に検査が終わってました。
ずっと、ピッピッって音は聞こえてた気がするんですが・・・
でも終わった後に喉が痛くて💦
それでも意識が無いうち終わってるので嘔吐反射の辛さは無いです。
その代わりに終わった後がフラフラです。
30分くらいはリカバリールームで休憩します。
鎮静剤は3回経験しましたが、30分休憩後のお会計の辺りもあまり覚えてないのでちょっと不安です。
なにより3回目は終わった後に顔周りが内出血してました💦
結局意識なくても嘔吐反射しているようです・・・
まぁ意識ないからその時は辛くは無いんですけどね。
胃カメラ10年:記念すべき10回目は経鼻から
本当は今年も鎮静剤で寝ている間に終わるようにしようと思っていました。
が、予約がどうしても取れず、経鼻からしか取れませんでした💦
久々の意識ある状態での胃カメラです。
鼻からとは言え辛かった記憶がありました。
胃カメラコツを再度確認
・肩に力を入れずにダラっとして受ける
嘔吐反射が起こるとどうしても力が入るので、今回は全力でダラっとする事を心掛けようと思いました。
いざ検査の前になると心拍が急上昇↗
心臓がバックンバックンです。
最初に鼻腔を広げるお薬を噴射されます。
鼻の中に噴射されるのですが、ツンッとして痛いです。
しかも薬剤が垂れてきて不味いですw
次に鼻の麻酔を噴射されます。
こちらも刺激があり、ちょっとむせました。
しかも薬剤が苦いですw
この後10分くらい麻酔が効くのを待ちました。
だんだんと唾を飲み込むのが難しくなってきて検査室へ移動となりました。
鼓動が早いので深呼吸、鼻から吸って口から吐く。
看護師さんに横に寝そべらされて、マウスピース付けられ、いよいよカメラ挿入。
右から入れてみたけど、通らなそうだと・・・
次左から入れてみると「あー、一番痛いところは通過したよ」って言われて。
確かに痛みはあったけど、苦痛ではない。
良かった鼻から通った!
一番のヤマ場である喉元、「はい、ごっくんして」って先生に言われて
ごっくんすると喉に刺激で、ちょっとむせる。
けど愛犬がソファーでダラっとしている姿を思い出し、深呼吸してダラっとするとおさまりました!

カメラがどんどん奥へと入り、胃部に空気が入れられ不快感はあるものの嘔吐反射は無し!!
検査が終了し、引き抜くときにゴホッとなったけど、それだけ!!
胃カメラが苦しくない理由を考える
数年前に経鼻で胃カメラした時は嘔吐反射してしまってました。
直近の鎮静剤でもたぶん嘔吐反射してます。(意識がないので覚えてないが喉の痛みと顔の内出血があるので体は反応したたんだ思います)
なぜ今回は嘔吐反射が起きにくかったか?
説1:医療の進歩
以前に経鼻の胃カメラをしてから数年経っているのでさらに苦しくない胃カメラが登場した?
説2:検査の先生の腕が良かった
口コミで胃カメラは先生の腕によると言うのを見かけました。
説3:下の位置矯正体操のおかげ?
テレビでやっていた、舌の筋力を鍛える方法にトライしていました。
初めてから1ヶ月くらい経つので、それによって喉も鍛えらた?
<体操方法>
①口を大きく開いて「あ~」
②口を大きく横に開いて「い~」
③口を強くつぼめて「う~」
④勢いよく舌を下にだして「ヴぇー」
コレを1日24回繰り返していました。
説4:力を抜いて検査に挑めたから
今回は最初から全身の力をダラっと抜いて挑みました。
途中力みそうな時は我が家の愛犬を思い出し。

ダラっとw
何が要因か分かりませんが、今年の検診は苦しさがあまりありませんでした。
来年も経鼻で予約しようかな?