以前食べたのが、懐石料理のコースの御飯ものとして出ていた「深川めし」。
てっきり高級な何かかと思っていたら家庭料理でした。
深川めしとは
深川めし(ふかがわめし)は、アサリ、ハマグリ、アオヤギなどの貝類とネギなどの野菜などを煮込んだ汁物を米飯に掛けたものや、炊き込んだもの。深川丼またはアサリ飯と呼ぶこともある。
深川めし - Wikipedia
アサリが豊富に取れた時代の手軽な料理だったんですね。
私が最初に深川めしを頂いたのは「とうふ屋うかい」のコース料理での「ご飯もの」でした。
「深川ご飯」とされていたご飯ものは小さな器にアサリの炊き込みご飯が盛られていたと思います。
「とうふ屋うかい」はお店もしっかりとしていて、仲居さんが着くような高級な料亭でした。
なので深川めしはとても高級なものだと思っていました。
実際は漁師飯で家庭料理。笑
深川釜匠
清澄白河駅から歩いて2、3分のところに「深川釜匠」という深川めしの専門店的なお店がありました。
金色に光る釜が目印で外観はかなり派手!笑
外観とは打って変わって店内は素朴。
メインのお食事のメニューは4種類のみでした。
1.深川めし
2.深川丼ぶり
3.深川セット
4.清澄セット
深川セットの方は深川めしと深川丼ぶりが両方食べれたり、サラダやデザートが付いてました。
清澄セットは深川セットから深川丼ぶりが抜けているものでした。
初心者だし、基本の深川めしと深川丼ぶりを注文しました。
(いつも通り旦那さまと二人で食事してるので1つずつ注文です)
待っている間にお茶を貰うんですが湯飲みがユニーク。
赤と白のだるまで頂きました。
店内はレトロ感があり、1階の広いテーブルに座らせて頂いたんですが隣の棚にはお酒や食器が沢山並んでいました。
サインもたくさんあったんですが、誰のモノなのかはよく分からず。笑
そうしている間に深川めしが提供されました。
でっかい!!
ちょっと驚いてしまいました。
どんぶりみたいなお椀に、ご飯がデーンです。
こんな大盛ご飯なのか・・・
アサリもたっぷり過ぎるくらい入っていました。
集合体恐怖症にはちょっと辛い見た目でした。
お味噌汁と漬物が付いてました。
深川めしはアサリの炊き込みご飯でお米にしっかりと味が染み込んでいました。
刻み海苔とネギが山盛りになっているので混ぜて食べると本当に美味しい。
食べても食べてもアサリが出てきて大満足。
量が多いので食べきれなかったですが旦那さまが綺麗に頂いてくれました。
次に深川丼ぶりです。
こちらもダイナミックな大きさ。
生卵が2つも乗っていて映えます。笑
白ご飯にアサリのだし汁を掛けるタイプが丼ぶりです。
お茶漬けの様な感覚で優しいお出しがしみています。
こちらも惜しみなくアサリが入っていてお出しと共にするする食べられちゃいます。
それにしてもどちらも大きい!
お会計de飴ちゃん
店内は観光で来ている人も居ましたが地域の方が多かった様に思います。
食べきれなかった深川めしをラップに包んで持って帰るとかいう会話が隣の席から聞こえてきました。
早く気が付いていれば、私もそうしたのに・・
そういえばテーブルごとにラップが置いてありました。
最初は厨房スタッフの置き忘れかと思ったんですが、各テーブルに1つラップが置かれてたので違うのだなと。
お持ち帰り用のラップでした。笑
本当に丼飯なので食べきれない人も多いのかもしれないです。
お茶飲んでくつろいでいたら、トレーに飴を乗せて持ってきてくれました。
よろしければどうぞと言われ喜んで受け取りました。
現金会計のみのお店だったので、飴ちゃんを乗せてきたトレーにお会計を出すシステムでした。
なんかスマートだなって思いました。
食べ終わった頃を見計らって飴ちゃん持ってきて、お会計も促してる。
カードや電子マネーが使えない不便さはあるけど、ちょっした心使いが下町を感じる★
最後まで気持ちよく過ごせたお店でした♪