卒業以来、連絡も取ってないし会ってもない同級生が落語家になってた記録です。
友達からのLINE
年1回くらい会ってる友達からLINEで画像が送られてきました。
知らないオジサンが写ってる。
ん?なんか見た事あるような??
誰だかわかる??
うーん??見た事あるような気がするけど誰だっけ??
〇〇くんだよ!同級生の。
あぁ!そういえば面影ある!!
卒業以来20年以上会っていないが、笑った顔が印象的だったのでなんとなく覚えている。
懐かしい。正真正銘の私のアオハル時代w
名前も出てこないけど、剣道部でY子の事が好きだった男の子と仲が良かったとか、どーでもいい情報ボロボロ出てくる。笑
写真で見る風貌から噺家さんっぽいなと思っていたら落語家さんになってた!!
柳家㐂三郎
知らない間に同級生は落語家になり真打にまでなっていた。
落語家に詳しくはないけれど真打ってすごくない?
前座見習い
↓
前座
↓
二ツ目
↓
真打
いつから落語を始めてたのか知らないけど、真打って凄くない??
落語家のなかで一番上?
あっ、でも師匠がある??あれ?師匠も真打なの?
なんか良く分からないw
ホームページがありました。
HOME - 柳家㐂三郎 公式ホームページ (yanagiya-kisaburou.com)
同級生の情報をネットで知るとは・・・・
そういえば落語って聞いたことなかった。
お話として「寿限無」とか「目黒のサンマ」とかは知ってるけど、ちゃんと聞いたことはない。
何だか落語を聞いてみたくなってきました。
落語を拝聴
LINEをくれた友達と㐂三郎を見に行きたいねとなりました。
友達は3人の子持ちのためスケジュールと行動範囲が良く分からないので
身軽な私が合わせようと思いました。
これ見てきました。
前座(子ほめ):桂枝平
私の聞く力が無かったのか?
前座さんはお話がまだ上手ではないのかな?
それともお話自体が難しいモノだったのか。
少し風景が浮かび辛かったです。
それでも勢いのある喋りで笑わせてくれました。
新作落語(長崎):滝川鯉八
最初に笑点の木久扇さんが御勇退される事を笑い話と共に紹介してました。
その後は新作落語へツルツルと進んでいました。
すごく流暢な喋りで、聞いていてい心地よく面白かったです。
落ちもベタでしたが、語り口調が可笑しくてめちゃくちゃ笑いました。
紙切り:林家八楽
喋りながら切り絵を作る芸でした。
決まったお話ではなく世間話をしながら切り絵を作られていました。
ユラユラ身体を揺らしながらリズムを取る様にチョキチョキしてました。
切り終わった紙はOHPで映し出していました。
OHPは私が小学生の頃は学校の視聴覚室とかに置いてありました。
OHPとはテキストを含む画像を透明材料のOHPシート(トランスペアレンシー)の投影によって聴衆に提示する表示システム
オーバーヘッドプロジェクタ
手始めに芸者さんの姿柄を切り抜いてくれました。
その後はお客様のリクエストに応えて
大谷翔平とそばを切っていました。
「大谷翔平」はバッターの方でした。笑
「お蕎麦」は年越しそばの雰囲気が出ていました。
最後に「パンダ」を切ってくれていました。
OHPに映る可愛いパンダに懐かしさがありました。
個人的には「リャンメン」がとても刺さりました。
古典落語(百年目):柳家㐂三郎
ここで同級生登場です✨
すぐに情景が浮かび、人物の特徴もめっちゃ分かりやすくビックリしました。
番頭さんの真面目なターンと羽目外しパターンも笑えるし、旦那さまの優しく心広い感じも伝わったし、なにより良いお話でした。
初めて古典落語なるものを聞いたんですがとても面白かったです。
同級生だという事を忘れて、すごい噺家さんだなと思っちゃいました!!
まとめ
なんかクスっと笑ってしまう。
まったく落語なんて聞いたことなかったけど笑ってしまう。
そして古典落語は落ちがしっかりしていて良い。
しかも教訓も付いてくる。
噺家さんによって、表現が違ったりするのかもしれない。
そう思うとまた落語を聞きたいと思いました。
聞くなら柳家㐂三郎が良いな。
やっぱり同級生贔屓になっちゃいますね💕