2018年の夏に旅行へ行った時のお話です。
誘われ上手な私
会社の上司から『野沢温泉からの善光寺観光ツアー』に参加しないかとお誘いがありました。
ツアー内容としては、一泊二日で現地集合・現地解散、主なイベントは初日が野沢温泉外湯めぐりと宴会部長の手料理披露。二日目が善光寺参りと美味しいお蕎麦を堪能。
私たち夫婦はインドア派!というか、引きこもり。笑
一緒に居る年数は12,3年ですが夫婦で旅行の計画をしたのは付き合っているときも含めて3回くらい。
4年に一度のペース!オリンピックと同じ感覚でしか旅行の計画が出来ない人々なのでした。。。
そんな私たちでも誰かの計画には乗りやすいのです。
なぜなら自分たちで予定を立てないので長期休暇も予定はガラ空き!
なので誘われると高確率で参加します。
この時も一つ返事で『行きます!!!』でした。
私の懸念事項
久々の遠出の旅行にウキウキ!!でも少し気に掛かることが…
旅行の期間中が、ちょうど車検の時期と被っている。
あちらこちらで見積もりして貰っていて、ギリギリのため車は車検に出さなくてはなりません。
車検を請け負いしてくれたところが代車を貸してくれるとの事なので旦那さんは代車で旅行へ行くと言います。
私的には以下2点の懸念がありました。
①慣れない車で遠出は危なくないのか?
②代車って旅行とかして良いのか?
旦那さまおよびネットで調べた回答は
①自分の車より小さいから大丈夫!との事で運転出来ない私はそれ以上は何も言えません。
②は代車の用途に旅行をしてはいけない規定は無い様で、ガソリンを満タンにして返せば問題はないらしいです。
ふーん。。。
幸せな旅行初日
代車にて夜中に長野へ向けて出発♪夜の高速道路って楽しいですよね♪♪やたらとテンションが上がります⤴
明け方にガーラ湯沢駅付近に着いて、近くのスーパー銭湯的なところで入浴&仮眠。
お昼くらいまで寝てしまい、そのまま集合場所のお宿へGO!
宴会部長が先に着いていて、宴の準備をしてくれていました。
何か手伝うわけでもなく、お部屋でくつろいでいて時間になったら呼ばれる幸せ❤笑
部長ご自身で作られている自慢のお野菜と高級なお肉を食べきれないほど御用意してもらいました。
どれもこれも美味しくてお酒もすすみましたね。
解散のあと、家族で参加していたメンバーのお子様で宴で仲良くなった小5の女の子がココの温泉に入りたいが一人じゃ怖いとの事なので一緒に入ることにしました。(お宿の温泉は、ちょっと暗くて不気味…神秘的でした)
子供と一緒にお風呂に入るなんて経験ないから嬉しい✨
自分の娘でも計算上はぜんぜんありな年齢でした。笑
娘さんはパパとママの力関係を話してくれてとても楽しかったです。子供がいたらこんな感じなのかしら?とか思いながら貴重な体験をさせてもらいました。
旅行二日目
翌朝も宴会部長が朝御飯を作って差し入れてくれました!食べきれないです。笑
お腹がパンパンに膨らんだまま、みんなで善光寺に向かってGO!!
初めての善光寺で、コレがあの有名な善光寺かと。
私は残念ながら霊感とか体感とか持ち合わせていないので、そういう類のことは感じられませんでしたが立派なお寺でした。
善光寺は昨日のお風呂で、すっかり仲良しになった女の子と一緒に行動させて頂きました。
善光寺のメインイベント『お戒壇巡り』にも一緒にトライしました。
このアトラクション(?)は真っ暗な洞窟の中を壁伝いに歩き『極楽の錠前』に触るというミッションをクリアするものです。(解釈に難あり)
女子二人、暗闇怖いです。
修行とか知らない世代です。
ゆっくり階段を下りて進んでいくと奥は本当に真っ暗。
目を開けてても閉じてても、どっちでも同じ感じ。
私と小5ちゃんは、めっちゃ引っ付いてギャーギャー騒ぎながら進んで行きました。。。(一人は大人なのに)
前後も身内グループなのでご勘弁を。汗
騒ぎながらも『極楽の錠前』を触れて、無事に地上へ出ることが出来ました!!良かったぁぁぁぁ。
お腹の空いた一行は、美味しいお蕎麦を頂き、お土産を買い占め、満足して現地解散致しました。
帰路での異変
私たち夫婦は、せっかく長野まで来たのだからビーナスラインなるものに乗って帰ろということになりました。
ビーナスラインは景色が綺麗な道路のようです。
でも向かう途中で車の様子がおかしい。
ちっともスピードが出ない。
な・な・な・なんなの????
危ないので路肩に止めて様子を見る旦那さま。 (冷静)
慌てる私(運転もしてないのにパニック発動)
色々な様子を見て「オーバーヒート」かもとも旦那さま。
「オーバーヒート」ってなに?の私(注意:免許はあります)
調べたところ簡単に言うとエンジンアツアツ現象。
旦那さま、多少の知識があって冷却水を足して、しばらく冷やしていたら走るようになりました。
良かったです!!
異変再び
なんだか怖いのでまっすぐ帰ることに。
だけど高速に乗って急に止まってしまったりすると事故になるので、何かあっても対応出来るように下道で帰ることに。
長野から山梨を抜けて神奈川に帰る算段。
そうとう時間がかかりそうだけど安全第一。
しばらく進んでいたが山梨の山道を走ってるあたりから登り坂をぜんぜん登れない。
やっぱりキタか!?
エンジンから変な音してくるし?!?!
あたりも暗くなりはじめ、このまま山道で完全停止したらヤバすぎる!!!
近くのガソリンスタンドへ電話したがお盆休み中で対応が出来ないとか言われ半泣き。
たまたま見つけたセブンイレブンにて停車。(もう走れない)
旦那さま、事情をオーナー様に話して、しばらく停めさせてもらうことに。
なんて気の良いセブンイレブンのオーナー様!!
整備なしにコノ車に乗るのは危ないので電車で帰宅することに。
幸いこのセブンイレブンから電車の駅も近くて歩いて駅へ向かうことが出来ました。
山の中のセブンイレブンと停車したところが駅から近いこと、幸運続き! (←車が壊れた大不幸を忘れてる)
これが『極楽の錠前』のご利益ですか??笑
教訓
無事に電車にて帰宅することはできたのですが、本当に怖かったです。
家に帰るまでが遠足って小学校の頃に言われたけど、あれから30年近く経って身に染みるとは思わなかったです。
帰り道にトラブルが起きると楽しい思い出が、恐怖の思い出に書き換わっちゃうからなんですね。